チームの成長を考える

システム開発の現場だとチームで何かを作るというのが当たり前のように行われていて、チームの力を高めるとかチームを成長させるとかを考えなきゃいけないわけだけど、実際のところ何をすればよくて、どうやって成長を測ればいいのか、というのがよくわからなくなってきたのでちょっと整理する。

チームとは

いろんな人が言ってることの影響を受けているので誰が何を言っていたか覚えてないけど、自分の中ではチームは以下の定義があると理解している。

  • チームの目的・目標が明確であり、メンバー全員がコミットしている
  • チームの目的・目標のためにメンバーはお互いに助け合う

チームというのは1つの生きもので、構成メンバーはそれぞれ自分が得意とする分野で貢献する。
メンバーは個であると同時に全の一部なわけで、運命共同体とも言える。
チームの成長とメンバーの成長は密接に関係している(当たり前だけど)

成長とは

成長って言葉もフワッとしてるので、ちゃんと定義すると、

  • できることをさらにできるようにする(質・量・速さなど)
  • できないことをできるようにする

という感じかな。

チームの成長

まずはチームになることから始めるといいのかな。

何のために集まってるんだっけ?ということを明確にして、何を成し遂げたいのか、目標を明確化して全員がそれにコミットする必要がある。

その際に、心理的安全性を意識しないと、声の大きい人の意見だけでなんとなく方向性が決められてしまう。全員が考えを表に出せるようにする必要があって、そのために心理的安全性を確保する必要があるのだと思っている。

チームの目標が定まって全員がコミットできたら、メンバーそれぞれがどのように貢献するのかをはっきりさせた方が良さそう。そうすることでチームの強み・弱みが明確になって、できること・できないことを区別できるようになる。

個人の得意・不得意と同様に、チームの得意・不得意を把握して、伸ばすべきポイント、補う必要があるポイントを明確にしたい。

チームの目標という軸があって、全員それを基準にやるべきことを考えれば、助けを求めるポイント、助けるべきポイントもわかるんじゃないかなぁ。
それに上記を整理することでチームのパラメータが可視化されて、その後の成長度合いも測りやすくなりそう。

あとはお互いリスペクトを忘れないこと。
チームメンバーを貶めてチームに得になることなんてないし。

同じ時間で、より多くのことを、より高品質でできるようになれば成果にもつながると思ってる。
1人1人が成長して、チームのためにその力を発揮すれば、チーム全体の力も上がっていくと思う。